棟方志功の作品名について

棟方志功の作品名には、“挙身微笑の柵”、“舎利弗の柵”など、作品名の、末尾に“柵”がつく作品が多い。

この意味するところは、棟方志功本人によると、

「・・・四国の巡礼の方々が寺々を廻られるとき、首に下げる、寺々へ納める廻札、あの意味なのです。この札は、一つ一つ、自分の願いと、信念をその寺におさめていくこということ、それがこの柵の本心なのです。ですから、納札、柵を打つ、そういう意味にしたいのです。一柵づつ、一生の間、生涯の道標を一つづつ、そこへ置いていく。作品に念願をかけておいていく、柵を打っていく。そういうことで「柵」というのを使っているのです。」(「戦後の作品をめぐって」~『板極道』)

ということだ。

棟方志功作品一覧

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