青い森の奥に、華麗な体つきをした白い馬がたたずんでいます。白い馬の見える風景は、見るものを 心地よい幻想の世界へと誘います。画面の中で振り返る白い馬は、心の奥にある、とらえようもない 森の神秘への尊崇の念の象徴なのでしょうか。東山魁夷自身は、この白馬を”祈り”の象徴と語っています。 見る者夫々に、夫々の想念をかもし出す名品です。