1974年、北アルプス奥穂高の暮色に包まれた渓谷に実際にはなかった滝を描き添えられたことで ますます静寂観を深めた景色へと完成されています。この名作は 一面の青色と思われる中に魁夷独自の微妙な諧調を施す事で 木々の表情が現実味をおび、見るものに押し迫ってさえきそうな迫力を与えています。 魁夷、唐招提寺障壁画作成中に日展へ出品された名品です.