霧氷に覆われた真っ白な樹木の上にかかるのは、月ではなく霧の中に鈍い光を放つ太陽です。 その光彩は画面の縁に断ち切られて半円形をなし、樹木と同じ大きさ、同じ形で向き合っています。 音もなく静まり返る象徴的な絵画世界は冬の清澄な静寂感をかもしだしています。