菱田春草「黒き猫」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

日本画家

菱田春草 黒き猫
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作品名:黒き猫

作家名:菱田春草

価格:売約済み

技法 /
木版画
サイズ /
(縦) 73 cm (横) 24.3cm
ED /
200
備考 /
版上サイン
摺り:アダチ版画研究所
作品について

春草の代表作である「黒き猫」の木版画。秋に色づく柏の木の下で鋭いまなざしの黒猫がこちらの様子を伺っています。写実と装飾の調和も美しい、日本絵画史に燦然と輝く作品です。

略歴

1874年 長野県飯田に生まれる。
1888年 上京して城正明に日本画を学ぶ。
1890年 東京美術学校普通科に入学。橋本雅邦に師事する。
1894年 岡倉天心の勧めで川端玉章に円山派を学ぶ。
1895年 卒業制作「寡婦と孤児」が最高点を得る。帝国博物館より古画の模写を委嘱。
1896年 日本絵画協会第1回共進会に「春艸」と号して「四季山水図」を出品。
1898年 日本美術院創立に参加。
1903年 横山大観とともにインドへ渡航。
1906年 日本美術院の五浦移転。大観、観山らとともに制作をした。
1907年 国画玉成会結成に参加し、評議員となる。
1909年 第3回文展で「落葉」が2等賞受賞。
1910年 第4回文展に「黒き猫」を出品。
1911年 死去。


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