山下清「浅草の年の暮」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

洋画家

山下清 浅草の年の暮
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作品名:浅草の年の暮

作家名:山下清

価格:売約済み

技法 /
貼絵
サイズ /
(縦) 37 cm (横) 25.8cm
制作年 /
1957年頃年
作品状態 /
良好
備考 /
作品裏面に署名及びタイトルの記載あり
山下清鑑定会鑑定書あり

雑誌「太陽」筑摩書房
昭和32年12月号の表紙絵
作品について

山下清の希少な貼り絵作品。人々が溶け合う「酉の市」の賑わいを繊細な色彩感覚と緻密な貼り絵で見事に表現し、歳末の楽しさが伝わってくるような迫力ある名品です。
また、山下清の魅力には彼の並外れた記憶力があります。旅先で絵や貼り絵を描くということは一切無く、それでいて、その様子を寸法違わず描くことが出来たのです。

略歴

1922年 東京浅草に生まれる。
1934年 千葉県の養護施設「八幡学園」に入園。貼絵の手ほどきを受け、その特異な才能が発見される。
1939年 突然八幡学園から失踪。15年にわたる放浪生活を始める。その旅で印象づけられた風景を貼絵にし、画家や文学者から絶賛される数々の傑作を制作。
1954年 鹿児島にて放浪生活を終える。以後数年間、全国各地で作品展を開催。観客動員数800万人という大記録を達成。
1961年 ヨーロッパ一周スケッチ旅行にでかけ、40余日間で数十ヶ国を廻る。帰国後、50点以上の素描や水彩画をまとめ、全国巡回展を開催。大反響を呼ぶ。
1971年 死去。享年49歳。

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