東山魁夷「京洛春秋・夏に入る」 絵画販売・絵画買取で実績が豊富な東京・銀座の画廊です。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸・浮世絵・茶道具・西洋アンティークなど多彩なジャンルの美術品を豊富に取扱いしています。

日本画家

作品名:京洛春秋・夏に入る

作家名:東山魁夷

価格:950,000円

技法 /
木版画
サイズ /
(縦) 27.1 cm (横) 39.6cm
ED /
450
レゾネ /
日経新聞社#101
制作年 /
1978年
作品状態 /
良好
備考 /
魁の印あり
作品について

「山崎あたりの初夏の竹林に、明るい日差しが漏れる。直線の縦の配列、節の小刻みなリズム。爽やかな風が吹き抜ける。」
「京洛春秋」は東山魁夷の風景画を木版画にした数少ない連作作品で、東山魁夷自らが直接彫り線を描き、刷り段階の彩色については東山魁夷の細やかな監修のもと製作された名品です。東山魁夷の原画の豊かな味わいを生かすために50回以上の刷りを重ね、特にぼかし刷りでは高度な技術が駆使され、画面全体に原画の味わいが溢れています。
この作品は日本経済新聞社出版『東山魁夷全版画集1956-2000』に掲載されているオリジナル版画作品です。

略歴

1908年 横浜市に生まれる。
1929年 第10回帝展に「三国の秋」を出品し初入選。
1931年 東京日本美術学校日本画科卒業。結城素明に師事し、魁夷と号する。
1934年 第1回独文化交換学生としてベルリン大学入学。
1939年 第1回日本画院展で「冬日」が日本画院賞第一席となる。
1969年 文化勲章受章。文化功労者として顕彰される。
1979年 「日本東山魁夷絵画展覧会」が開催され訪独。
1980年 「第二期唐招提寺障壁画展」が開催される。
1995年 米寿記念「唐招提寺障壁画と画業60年の歩み、東山魁夷展」開催
1999年 死去。勲一等瑞宝章受章。


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