香月泰男「芥子」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

洋画家

香月泰男 芥子
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作品名:芥子

作家名:香月泰男

価格:売約済み

技法 /
油彩
号数 /
1
制作年 /
1969年
作品状態 /
良好
備考 /
サイン、香月婦美子鑑定書あり
作品について

1968年香月泰男57歳の時に描かれた作品。小品ながら、語りかけてくるような独特の存在感がおすすめの名品です。
「香月芸術の根底にあるのは、絵とは、見る側の感情や想像力のはたらきかけがあって初めて作品として完結するという、すぐれて東洋的な造形発想だったといっていいだろう。」<私の>シベリア、そして<私の>地球 朝日新聞社より 

略歴

1911年 山口県に生まれる。
1934年 「雪降りの山陰風景」で国画会に初入選。
1936年 東京美術学校油絵科を卒業。北海道庁立倶知安中学校に美術教師として赴任。
1939年 梅原龍三郎、福島繁太郎の知遇を得る。「兎」第三回文展特選。
1940年 国画会第15会展で佐分賞を受賞。国画会同人に推挙される。
1943年 山口市の西部第4部隊に入隊、満州国に動員される。
1945年 セーヤ収容所に入れられる。
1947年 帰国。下関高等女学校に美術教師として復職。
1955年 マチエルに方解末を用いた独特の黒い作品が生まれる。
1956年 「ヒューザンス」がメルボルン近代美術館に収蔵される。
1958年 欧州巡回日本現代美術展に近作数点を送る。
1968年 西日本文化賞受賞。
1971年 安井賞選考委員を委嘱される。
1974年 死去。勲三等瑞宝賞受賞。


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