鴨居玲「裸婦」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

洋画家

作品名:裸婦

作家名:鴨居玲

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技法 /
紙にパステル
サイズ /
(縦) 72.7 cm (横) 50cm
制作年 /
1981年
作品状態 /
良好
備考 /
サイン、鴨居玲の会鑑定書あり
作品について

自己を厳しく見つめ、いのちとは何か、人生とは何かを鋭く問いかけた洋画家鴨居玲。
たたずむ老婆、ボロをまとった酔漢、盛りをすぎた裸婦、これらの醜怪ともいえる姿の中に、人間の生を肯定する激情的な「ちから」を見出し、逆説的な表現を通 じて「いのちの明かり」を描き出そうとした、鴨居玲の名品です。

略歴

1928年 石川県金沢市に生れる。
1946年 金沢美術工芸専門学校(現在の金沢美術工芸大学)に入学。宮本三郎に師事。
1950年 二紀会同人に推挙される。
1952年 六甲洋画研究所で児玉幸雄、中西勝らと後進の指導にあたる。
1967年 二紀会同人に推挙される。
1969年 「静止した刻」で第12回安井賞受賞。
1971年 スペイン、ラマンチャの村人となる。
1979年 神戸新聞出版センターより「酔って候」を刊行。
1985年 「鴨居玲画集 夢候」出版。9月7日、死去。享年57歳。

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