棟方志功「鯉」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

版画家

棟方志功 鯉
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作品名:

作家名:棟方志功

価格:売約済み

技法 /
肉筆
サイズ /
(縦) 32 cm (横) 59cm
作品状態 /
良好
備考 /
委員会シール、印譜あり
作品について

棟方志功の描く鯉の目は輝くばかりに活き活きとしており、その目は、棟方自身の目を描いていると言われています。それは、極度の近眼であった上に、眼病でほとんど失明をしてしまった左目を描き出す鯉に託しているかのようです。
どのような逆境にも屈することなく作品へと昇華させる、棟方志功の強靭な精神が溢れる名品です。

略歴

1903年 青森県に生まれる。
1921年 ゴッホの「ひまわり」を見て画家になろうと決心する。
1928年 平塚運一に出会い、版画誌「版」の同人となる。第8回日本創作版画協会展、第6回春陽会展に入選。油絵「雑園」で帝展初入選。
1935年 国画会会友に推挙される。
1960年 日展評議委員となる。左眼を失明。日版会を設立。
1963年 紺綬褒章を受章。倉敷の大原美術館に棟方館完成。
1970年 文化勲章受章、文化功労者に顕彰される。毎日芸術大賞受賞。
1975年 死去。享年72歳。

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