藤田嗣治「猫と少女」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

洋画家

作品名:猫と少女

作家名:藤田嗣治

価格:1,520,000円

技法 /
リトグラフ
サイズ /
(縦) 38 cm (横) 32.8cm
制作年 /
1956年
作品状態 /
良好
備考 /
版上サイン
君代夫人コレクションより
S・ブイソン証明あり
作品について

「君代コレクション」は、愛妻家であったフジタが君代夫人のために残した版画作品のコレクションです。40年の永きにわたり眠っていた“幻のコレクション”とされていました。
作品はおもに第二次大戦後のパリに再度渡った後のもので、フジタの自筆サインが施され、明るく、可愛らしい作品が多いのが特色で、COLLECTION KIMIYO FOUJITA名のエンボスが捺されています。
この作品は、2007年にオテルドロウで行われた君代夫人コレクションのオークションでも、わずか11点しか出品されず、非常に希少価値の高い作品です。
世界で唯一、藤田嗣治のカタログ本を編纂する藤田嗣治公式鑑定人、シルヴィ・ブイソン女史による証明書が付いています。

略歴

1886年 東京に生まれる。
1905年 東京美術学校西洋画科に入学。
1913年 パリに渡り、モディリアーニ、スーチンらと交遊を結ぶ。
1919年 サロン・ドートンヌに出品し全作品入選、会員に推挙される。
1921年 サロン・ドートンヌの審査員に挙げられる。
1925年 レジオン・ド・ヌール五等勲章を贈られる。
1940年 パリから帰国。
1943年 朝日文化賞受賞。
1948年 近代日本美術総合展に出品。
1949年 渡米の後、パリに戻る。
1951年 「我が室内」「アコーデオンのある静物」など代表作をパリ国立近代美術館に寄贈。
1955年 フランス国籍を取得。日本芸術院会員を辞任。
1959年 君代夫人とともにカトリックの洗礼を受ける。洗礼名レオナール。
1966年 ランスのノートルダム・ド・ラ・ペ・フジタ礼拝堂を自ら建設。
1968年 死去。日本政府より勲一等瑞宝章を追贈される。

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