岡本太郎「むすめ」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

彫刻・陶芸家

作品名:むすめ

作家名:岡本太郎

価格:売約済み

技法 /
陶器
サイズ /
(縦) 19.2 cm (横) 25.5cm (高さ) 28cm
制作年 /
1967年
作品状態 /
良好
備考 /
側底部に刻サインあり
作品について

岡本太郎生誕100年企画展にも展示されていた「むすめ」。
腕を体の前で交差させた姿から少女らしい姿を思い起こさせますが、その腕はふっくらと白く、太い。目を空洞で表現する方法は、岡本太郎の顔を題材とする作品の大きな特徴です。当初は灯籠として制作されました。ロウソクなどを入れることで、内側からほのかにもれ出る灯りの表情により、優しさを感じさせる作品です。

略歴

1911年 漫画家の岡本一平、歌人・小説家の岡本かの子の長男として、神奈川県橘樹郡高津村(現在の川崎市高津区二子)に生まれる。
1929年 慶應義塾を卒業。東京美術学校洋画科に入学するも半年で中退。父のロンドン軍縮会議取材に伴い渡欧。
1930年 ソルボンヌ大学哲学科で哲学、心理学、民俗学を学ぶ。
1940年 パリ陥落に伴い帰国。
1942年 召集され、中国にて軍隊生活を送る。
1946年 東京都世田谷区上野毛にアトリエを構える。
1948年 花田清輝、埴谷雄高らと「夜の会」結成。
1954年 青山にアトリエを移し「現代芸術研究所」を設立。「今日の芸術」刊行。
1970年 大阪万国博覧会のシンボル「太陽の塔」制作。
1996年 死去。享年84歳。


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