シャガール「ダフニスとクロエより「ニンフたちの洞穴での婚礼の祝宴」」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

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作品名:ダフニスとクロエより「ニンフたちの洞穴での婚礼の祝宴」

作家名:シャガール

価格:1,410,000円

技法 /
リトグラフ
サイズ /
(縦) 38 cm (横) 60cm
レゾネ /
348
制作年 /
1961年
作品状態 /
良好
作品について

シャガールが古代ギリシアの純愛小説「ダフニスとクロエ」をもとに制作したリトグラフ集の中の名品。シャガールの「ダフニスとクロエ」は、世界的にも挿画本の最高傑作として大変に有名な作品です。
「ダフニスとクロエ」は紀元前2〜3世紀のギリシャの小説化ロンゴスが書いた恋愛小説です。小説の舞台になったのは、エーゲ海に浮かぶレスボスという島です。この島の森で山羊飼いラモーンに育てられた美少年ダフニスと、羊飼いドリュアスに育てられた美少女クロエが、数々の試練や困難に立ち向かい、最後にめでたく結ばれるというお話です。ヨーロッパ文化の真髄というべきギリシャ文化のこの作品は、昔から数々の作家によってとりあげられてきました。今世紀最大の愛と幻想の画家もまた、この絵をもとに美しいリトグラフ集を制作したのです

略歴

1887年 マルク・シャガールはロシアのヴィテブスクに生まれる。
1907年 サンクトぺテルスブルグの美術学校に学ぶ。
1910年 パリに留学し、フォービズム、キュビズムにふれる。
1911年 集合アトリエ「ラ・リュッシュ」に移り住み、モディリアーニやスーチンらと交流。
1915年 結婚。故郷へ戻って美術人民委員に選ばれる。
1922年 ベルリンに亡命し版画技法を学ぶ。処女作「わが生涯」銅板画集を刊行。
1923年 画商のアンブロワーズ・ヴォラールに招かれパリに移る。
1925年 銅版画集「死せる魂」を完成させる。
1954年 カラー石版画「ダフニスとクロエ」の仕事を開始。
1963年 東京の国立西洋美術館と京都市美術館で回顧展が開かれる。
1964年 パリのオペラ座の天井画を完成させる。
1973年 シャガールのための国立美術館「聖書のメッセージ美術館」が開館。
1977年 フランス政府からレジョン・ドヌール最高勲章受章。
1985年 サン・ポール・ド・ヴァンスにて死去。享年97歳。


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