藤田嗣治「海龍 『18才』」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

洋画家

藤田嗣治 海龍 『18才』
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作品名:海龍 『18才』

作家名:藤田嗣治

価格:175,000円

技法 /
ビュラン
サイズ /
(縦) 32.5 cm (横) 25.7cm
ED /
150
制作年 /
1955年
作品状態 /
良好
作品について

1955年に制作された箱入りの大型本「海龍」の全25からなる挿画のひとつ。
この「海龍」は、1936年5月に日本を訪れたジャン・コクトーが、藤田嗣治らの案内で神戸、京都、東京を巡るなか、その目に映った日本を書いたもので、コクトーと親しい友人であった藤田が描線による挿画を描いています。
パリに馴染みながらも日本を愛し続けた藤田嗣治の強い思いの感じられる作品です。

略歴

1886年 東京に生まれる。
1905年 東京美術学校西洋画科に入学。
1913年 パリに渡り、モディリアーニ、スーチンらと交遊を結ぶ。
1919年 サロン・ドートンヌに出品し全作品入選、会員に推挙される。
1921年 サロン・ドートンヌの審査員に挙げられる。
1925年 レジオン・ド・ヌール五等勲章を贈られる。
1940年 パリから帰国。
1943年 朝日文化賞受賞。
1948年 近代日本美術総合展に出品。
1949年 渡米の後、パリに戻る。
1951年 「我が室内」「アコーデオンのある静物」など代表作をパリ国立近代美術館に寄贈。
1955年 フランス国籍を取得。日本芸術院会員を辞任。
1959年 君代夫人とともにカトリックの洗礼を受ける。洗礼名レオナール。
1966年 ランスのノートルダム・ド・ラ・ペ・フジタ礼拝堂を自ら建設。
1968年 死去。日本政府より勲一等瑞宝章を追贈される。

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