シャガール「天使のいるサーカス」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

海外の作家

作品名:天使のいるサーカス

作家名:シャガール

価格:5,970,000円

技法 /
リトグラフ
サイズ /
(縦) 59.5 cm (横) 49cm
ED /
50
レゾネ /
543
制作年 /
1968年
作品状態 /
良好
備考 /
サインあり
作品について

このリトグラフは、アルバム『神々の大地で』より「わが子らよ、愛は神である。彼は若く美しく、翼を持っている。それゆえ、ジュピターよりも強い力を持ち、若さをたのしみ、美を求め、霊魂を魅了させるのである。ロンガス」のモノクロ版をもとに制作されました。天使のいるサーカスの構図では青で刷られ、天使は空中ブランコ乗りとなり、老人は極彩色のピエロになりました。この構図でシャガールは切り紙細工風の方法を用いています。この手法を使ったのは3度目で、このとき以来しばしば作品に用いられるようになりました。

略歴

1887年 マルク・シャガールはロシアのヴィテブスクに生まれる。
1907年 サンクトぺテルスブルグの美術学校に学ぶ。
1910年 パリに留学し、フォービズム、キュビズムにふれる。
1911年 集合アトリエ「ラ・リュッシュ」に移り住み、モディリアーニやスーチンらと交流。
1915年 結婚。故郷へ戻って美術人民委員に選ばれる。
1922年 ベルリンに亡命し版画技法を学ぶ。処女作「わが生涯」銅板画集を刊行。
1923年 画商のアンブロワーズ・ヴォラールに招かれパリに移る。
1925年 銅版画集「死せる魂」を完成させる。
1954年 カラー石版画「ダフニスとクロエ」の仕事を開始。
1963年 東京の国立西洋美術館と京都市美術館で回顧展が開かれる。
1964年 パリのオペラ座の天井画を完成させる。
1973年 シャガールのための国立美術館「聖書のメッセージ美術館」が開館。
1977年 フランス政府からレジョン・ドヌール最高勲章受章。
1985年 サン・ポール・ド・ヴァンスにて死去。享年97歳。

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