デュフィ「香しき山(生命の水)」 東京・銀座 おいだ美術。現代アート・日本画・洋画・版画・彫刻・陶芸など美術品の豊富な販売・買取実績ございます。

海外の作家

作品名:香しき山(生命の水)

作家名:デュフィ

価格:152,000円

技法 /
リトグラフ
サイズ /
(縦) 27 cm (横) 38cm
制作年 /
1954年
作品状態 /
良好
備考 /
ノーサイン
作品について

この挿画本は、果実酒、または薬酒をテーマにそれにまつわるフランス人との関わりについて書かれたものです。
本文はエロン・ドゥ・ヴィルフォスの各章のテーマごとに、デュフィが挿絵を制作しました。
尚、デュフィは1953年に76才で亡くなったため、この作品が最後の挿画制作となりました。
野山の瑞々しい緑の色彩と、リズム感のある線描が魅力的な作品です。

略歴

1877年 ラウル・デュフィはフランスのル・アーヴルに生まれる。
1900年 パリのエコール・デ・ボザールに入学。ボンナのアトリエで学ぶ。
1908年 ブラックとエスタックで制作、立体派的な構図を研究。
1919年 アポリネール「虐殺された詩人」、マラルメ「恋歌」の挿絵を制作。
1920年 ヴァンスに滞在し、多くの風景画を制作する。
1927年 ニースにて多くの油絵、水彩画を制作。
1937年 パリ万国博覧会のために大壁画「電気の精」を制作。
1949年 ニューヨークのルイ・カレ画廊でデュフィ大回顧展が開催される。
1952年 ヴェネツィア・ビエンナーレで国際大賞を受ける。
1953年 死去。享年76歳。

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