バンクシーを観てたら、「世界史」に思いはせることになりました
— 2020年12月11日大阪で「バンクシー展 天才か反逆者か」を観てきました。(非公式の展覧会でしたがすばらしかったです。) バンクシーの名前はご存じかも知れませんが、2018年10月ロンドンのオークションハウス「サザビーズ」で、バンクシーの絵…
多くの皆さんは、「キース・へリングって、シンプルな線で描かれた、あの四つん這いの赤ちゃんの絵とかでしょう?もう没後30年ですか。」とおっしゃると思います。
まさにそうなのですが、キースという人物を知ると、またひと味違ってくると思います。
1958年にペンシルヴァニアで生まれ、15歳でマリファナをはじめ、高校卒業後は転々とし、78年にニューヨークのスクール・オブ・ビジュアルアーツに入学。同時にゲイとしての生活をオープンにし、80年代には、ニューヨークの地下鉄の黒い広告板に、チョークで、ベイビー、動物、ハートなどを描き続け、駅員や警官に20回以上逮捕されたようです。「地下鉄は人種、階級、性別、職業に関係なく、もっとも多くの人が行き来する場。ここに描けばみんなが見てくれる。」
86年にはベルリンの壁に壁画を制作し、83年と88年には日本にも来て、路上にチョークでドローイングしています。
誰でも、タダで見られるところに、描き続けたんですね。「アートは大衆のもの」。
88年には、アンディー・ウォーホルに支えられて、自らがデザインしたグッズを販売する、ポップショップをオープンしています。
そして1990年にはエイズで亡くなるのですが、亡くなる二日前にも、ベイビーを描き続けたそうです。このベイビーは、ラディアント・ベイビーと呼ばれているのですが、ラディアントRADIANTとは、「光を放つ」とか、「輝く」という意味で、宇宙から受けたエネルギーの光を発する赤ん坊だそうです。
この赤ん坊を描きながら、キースは31歳で亡くなるわけですが、1980年代にわずか10年間とはいえ、強く光りを放ち続けたキース・へリングをはじめ、
近年、バンクシー、バスキア、カウズなどのストリートアート系アーティストが高く評価されてきています。
特に、没後30年になるキース・へリングについては、中村・キースへリング美術館でも展覧会が開催されますし、
彼の作品は、ニューヨーク近代美術館をはじめとする世界中の主要な美術館に収蔵されています。
キース・へリングの作品をあなたも、一度、ご覧になってみませんか。
弊社でもキース・へリングの作品を取り扱っております。
キース・へリングの作品はこちらからご覧になれます。
大阪で「バンクシー展 天才か反逆者か」を観てきました。(非公式の展覧会でしたがすばらしかったです。) バンクシーの名前はご存じかも知れませんが、2018年10月ロンドンのオークションハウス「サザビーズ」で、バンクシーの絵…
京都へ行って、紅葉を観てきました。 とくに素敵だったのは、夜の東寺(とうじ)の境内のライトアップでした。まあ、なんという紅葉の美しさ。五重塔や金堂(こんどう)、講堂の厳かなたたずまいと、紅葉の美しさがライトアップされ…
月曜日~土曜日(日曜・祝日はお休み)
午前10~午後7時まで
詳しくはこちら
詳しくはこちら
電話番号:03-3562-1740
E-mail:info@oida-art.com
お問合わせフォーム
お問合わせフォーム
下のQRコードをスマホに保存し、LINEアプリのQRコードリーダーから読み取ると、アクセスできます。